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松井久子監督の講演では、

早稲田大学演劇科を卒業し、映画作りを目指し、貧困の中でもあきらめずに生き続ける松井久子監督の人生哲学ともいえる素晴らしいお話に共感いたしました。自身の生い立ちから大学を卒業してからのお仕事や、夫との家庭生活の中での葛藤、番組プロデューサーから映画監督になる下積みから上がっていく力強い精神性、どんなこともあきらめずに果敢に挑んでいった、その時その都度起こる難関を乗り越えて1作目の映画にチャレンジ、2作3作、4作目の映画ではアメリカ、日本を舞台にした映画であり、12億の映画製作費を紡ぎ、社会の底辺に生きる人々や人間として誰にも起こってくる様々な葛藤や、力強さを描き、天才芸術彫刻家のイサムノグチの母レオニーの生涯をつづった素晴らしい作品『レオニー』。アメリカ人でありながら日本国という家父長制が息づく日本に生き残る封建制度の中で文化の違いの苦しみの中で、異国人と言う差別の目の中で、アメリカで日本人の子供を身ごもり日本の国に来たが、その抑圧された封建制が残る時代の中で、それでもなお子を守り育て上げ、生き続けた母の母性愛と女神性と一人の人間の強い精神性を描いた『レオニー』水輪でも上映いたします。その時はお知らせいたします。いらしてください。たくさんの方に見て頂きたいです。大スクリーンで見る映像は迫力があります。

松井久子監督は現在、小説家として活動しております。

女性の立場が現在よりも悪い時代に社会で懸命に生き抜いてきた松井久子監督はとてもカッコイイ女性でした。

また、小説2作目の『最後の人』はほぼノンフィクションで書かれており、こちらも読むのが楽しみです。

現在、91歳の旦那様と77歳の久子様が再婚されて、自分が自分でいられる最高に幸せな生活を送っています。とっても魅力ある女性です。一度お会いしただけで大好きになってしまいました。