劇的に熱が下がってきています
日本中からお祈りしてくださった皆様
帯津先生、井上先生、森井先生、五島先生、光田先生、中村臣市郎先生、町田宗鳳先生、アブリル訓子さん
ありがとうございました。
昨日5月18日になって死と闘っているさおりが、朝から突然快方に向かう激変が起こっています。全国の皆様の強力な愛の光のお祈りにより、さおりは峠を越すことができたのだと思います。
一昨日5月17日の真夜中まで38度、39度を行ったり来たりしていたのですが、明け方には38度をきり、37度5分をきり、ぐんぐん熱が下がってきました。そして5月19日午後8時現在は、体温が36.8度を保っています。
訪問診療医からは敗血症になっている、即入院をするようにと言われましたが、検査結果のデータを見てもなぜそのように言われるのかよくわからず疑問が残りました。またタミフルの副作用により、おしっこが出なくなる、痰を取る時気管の出血が多く、膣から赤黒いおりものが出て、黒便の下痢が頻回に起こる、口の中目の中もとても痛がっていました。先生方にすぐその疑問を検査データとともにお送りしてご意見をいただき、先生方もタミフルや敗血症への疑問をもたれていることを知り、ホッとしました。訪問診療医から出た診断をそのまま鵜呑みにしなかったのは、神様の啓示と皆様のお祈りの賜物だと思っています。
結局は敗血症ではありませんでした。もし入院をしていたらもっと悪くなっていたと思います。さおりは入院をするたびにいつも重篤な状態になっていました。先生方の「これは敗血症ではない」という機転の鋭さで私はもしかしたらセフカペンという抗生物質が合っているのではないかと思いました。さおりが唯一使用できる抗生物質を熱が下がらずにいた時にそのアドバイスを受け、私がイチかバチかでセフカペンを投薬してみました。それまで、何回も唯一さおりに効くセフカペンをいざとなった時のために出しておいてほしいと訪問診療医に懇願していたのですが、結局家族の48年という介護の体験の中で得た直感と希望は受け入れられませんでした。私は思い余って倉庫にあった1年以上前の薬を出してきて、先生方に「1年以上前の薬でも飲めますか?」と聞いて即飲ませました。これが生死をわける決め手となりました。セフカペンという抗生剤は細菌に効く薬で、これを飲んでから熱がどんどんと下がってきました。事前に血液検査もせずインフルエンザAと診断されタミフルを投与されましたが、タミフルはウイルスに効く抗ウイルス薬で、このタミフルでさおりは副作用を起こしました。さおりに合っている抗菌薬のセフカペンを出してくれと言っても聞き入れてくれなかったので、私は独断で1年以上前の倉庫に眠っていたセフカペンを飲ませたところ効き始めたのでした。
私は今回このFBを公開するに当たって公表して良いのかどうなのか考えましたが、世の中ではこのように疑問を感じながら苦しんで医者(権威)の言いなり(誤診)になって死んでいく人達が多いのだと悟り、公開することにしました。もちろん素晴らしい人格の高い先生方はたくさんいます。共に患者と医師の統合を果たし、患者さんと共に患者さんを戦友とみなし、生と死の統合を果たされてきた帯津良一先生もそのお一人です。熱を出して必死に唸っている患者さんたちは、訴えることもできないのです。この時に問われるのは生命の尊厳です。どれだけ生命に対して手を尽くそうとする心を持っているのか、そういう人格の高いお医者さんが世の中にどのくらいいるのか、医者の使命とは何か、医学・医療の倫理哲学をどれくらい現代の医者は重要なことと感じているのか、学んでいるのか。共に患者と寄り添ってくれる医療従事者がどのくらいいるのでしょうか。一人暮らしの人や独居老人は言いなりのまま亡くなっていく方が多いのではないかと感じました。そういう意味では人類はまだまだ自分も含め未熟な意識レベルなのだと実感しました。命がけで人を助けることが当たり前の世の中になってほしい!
今回幅広い自然療法やホメオパシー、薬草生薬を使い、東洋と西洋の良いところを取り入れ、先生方はご尽力くださいました。コロナやマスク、ワクチンなどのように周りに依存して考えない人になってしまうのではなく、病人も家族も私達一人ひとりもよくよく考えを深めていく学びが大切であり、相手を怖れず自分の思っていることをきちんと言える人間にならなければ真の平和は訪れないということを心の底から思ったので、自分の内省(振り返り)も含めFBに投稿することを決めました。
ざっくりと簡単に書いてしまいましたが、ここに至るまでの過程は日夜戦争状態で、訪問診療医とのやり取りも凄まじいものがありました。子供の命を守る、自分の命を守る、人の命を守る、隣の人の命を守る、日本の命を守る、世界の命を守る、起こったことは曖昧にせず、日々真実を追求し深さを学んでいく想いが大切だと思いました。おかしいと思ったことを諦めずに言えて本当に良かったと思います。さおりは歩けない、話せない、手を使えない、人の手を煩わせているだけだから、「もうこういう人は亡くなったほうが良いのではないか」と言われたこともありました。実際そういう風に思っている医者は結構いるらしいのです。
ただ私たちは天と共にさおりを育て慈しんでいく中で、人生は苦しみの中にこそ真の自由があるのだと感じました。今私の気持ちは清々しい気持ちです。今回さおりを通して起こった意味を問い続けたいと思います。さおりに関係してくださったすべての人に感謝申し上げます。「freedom from pain」ではなく「freedom in pain」であり、今回もさおりから逃げなくてよかったと思いました。そして皆様の祈りの膨大なエネルギーを感じていた、これこそが私達を支えた愛のエネルギー、祈りのエネルギーであり、みなさま本当にありがとうございます。
さおりは皆様のお祈りのお陰様でどんどん快方に向かっています。奇跡の生還が起きようとしています。皆様の人を愛する光のエネルギーがさおりの細胞をどんどん量子レベルで癒してくれたのだと思います。
思えばさおりは生まれた時から医療ミスが続き、前頭葉脳損傷の最重度の障がいを持ってしまいました。今まで何回も何回も医療ミスを受けました。栄養カテーテルの針が肺に触れ肺気胸を起こし人工呼吸器を付けて肺の中の膿を右の肋骨の脇腹をドレーン(膿を出す誘導管)で穴を開けたり、また別の時期にはいたちごっこの強い抗生剤がどんどん打たれ、最後には各臓器から出血を起こし、臓器不全になりN病院の治療はすべて打ち切りとなり、あとは死を待つばかり、霊安室も用意されました。風邪で入院してから1か月半の重症な状態となりました。あとは体を潤す点滴だけですべての治療が打ち切りになってからさらに1か月半、霊性の医学と言われているホメオパシー治療のみでホリスティック医学協会会長の帯津良一先生に診ていただき、その後1か月半で回復し、3か月目で無事退院することができました。あの状態から生還した人はいないと言われるくらいの状態でした。この時に思ったことは、人間の体に備わっている本来の自然治癒力は偉大なものであり、現代医療の盲点はその本来人間の声明に備わっている自然治癒力を引き出せないような医療になってしまっている。そして体に悪いようなものをどんどん入れていき、結局は死に至っていくようなプロセスを目の当たりに見たとき、現代の西洋医学の限界性をそこにみました。それ以来、在宅でさおりを見ていくことを決め、一切入院はせず自宅で命を守っていく生き方、生活をしています。それが現在のいのちの森水輪につながった原点です。色々な医療ミスが次から次へと起きていたときは、これはどんな意味があるのだろうと考え悩んだこともありましたが、意味と人生の深さを知るために素晴らしい先生方に出会い、色々と教えていただき自分を深めることができました。
今年の4月3日でさおりは48歳になりました。歩くことも一人で食べることも話すこともコミュニケーションをとることも排泄することも一人ではできず、10歳までしか生きられないと言われていた娘が、今朝またにこっと笑ってくれました。あの苦しい闘病の中、今も続いている様々な身体の束縛があるにもかかわらず、「すごいな!」と思わず何て素晴らしい魂なんだろうと自分の娘でありながら、自分の娘でないような尊いお方のように感じました。誰をも恨んでいない純粋な愛そのものの存在に触れ、父や母を導いてくれていることに有り難さと申し訳なさと感謝の想いが溢れ、涙が止まりません。彼女はひたすらただこの瞬間を生きている喜びに満たされているようでした。
お祈りをしてくださった皆様、本当にありがとうございました。先生方からいただきました数々の情報、そして想い、ただひたすらにありがたく何と御礼を申し上げたら良いのかわかりませんが、ただただひたすらに感謝申し上げます。
酸素2~5㍑をかけていることや体のあちらこちらの修復などまだまだ手の抜けない状況ですが、エンジェルナースのみなさんと共に回復に向かうよう皆様の支えを胸に頑張ります。
皆様いつも本当にありがとうございます。
感謝致します。
まだまだたくさん書きたいことはあるのですが、乱筆乱文ですみません。まずはさおりの近況報告をお知らせしたいと思いました。
最後にみなさまと共に・・・私たちは強い命の力を授かっている。決してあきらめず、私たち一人一人に授かったこの強い命の力があることを信じ、人生を前進していきましょう。私たちは一人ではない。皆様が私たちに祈りの力をくださったように、共に困ったときには互いに手を取り合いましょう。まだ出会ったこともない皆様ともうすでに出会っている至福に満たされています。
塩澤みどり