水輪

いのちの森水輪の新着情報&ブログ

INFORMATION

NHKシルクロードでご存じの喜多郎さんが日本とアメリカを行ったり来たりしています。飯綱にもスタジオを持っています。

喜多郎さんは青少年の人たちの和太鼓のお師匠さんです。その喜多郎さんが時々、水輪のご飯を食べに来てくれます。

生き方働き方学校の生徒たちに会いに来て、一緒にご飯を食べてくれます。

そこで、歌や短歌や寸劇を見て頂きます。

青少年たちは喜多郎さんが大好きです。

鷲尾さんの料理を「美味しい」と言って食べてくれます。

水輪に訪れるお客様も「美味しい美味しい」と言って食べてくれます。

その美味しいお料理が生み出されるのは鷲尾さんがいくつもの谷や山を越えてきたからだと思います。

鷲尾さんのお料理は全て自然素材で体に良いお食事です。

鷲尾さんの書いた文章をアップします。

水輪スタッフ鷲尾

【人生の中で一番大切な大事なことに気づきました。】

私が水輪に来て12年が経ちました。子供の頃から鬱が酷く、縮こまった状態で人生の大半を苦しみの中で生きてきました。幸せを感じたくて、沢山のセミナーを経験しましたが、その度に幸せを感じるけれども、また鬱に戻ってしまうというパターンを繰り返していました。今思うと、私はいつもいつも青い鳥を追っていて、幸せは、悟りはどこか遠くにあるのだと思っていたのだと思います。水輪で生きる事、毎日毎日汗水たらして日常の中の大事な事をやり続ける毎日、繰り返し、繰り返しご飯を作り、畑を耕し、やり続ける。病気を抱え、思うように動けない、作業が出来ない皆と共に、笑い合い、時には本気で言い合い、涙する事もある。あるセミナーで学んだ、小さき事の中の愛、小さき事の中に神があるという事。そんな風に感じれるようになりたいと人に奉仕している友人をうらやましく思っていた事。昔、お世話になった先生に「あなたは大事な事の中にいなさい」「大事な事の中にいつもいるのですよ」と言われた事をふと思い出しました。今、ようやくその事の意味が少しずつ分かってきたように思います。水輪で毎日毎日やり続けるうちに、つらい仕事は生活の一部になり、仕事をする事は私が生きている事そのものになってきました。いつの間にか小さき事、小さきものの中に神がある事を体で感じ、共に料理をしているのだと感じるようになっています。日常の中にこそ、私が求めてやまなかった平安があり、悟りがあったのだと今は感じ、感謝しています。