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💖ありがとうございます。満席となりました💖 宇宙の叡智を地球と人類の目醒めのためにー人間の霊性進化を開くーシリーズ5 2023年5月4~7日】
森井啓二先生の講義で、私たちの心に触れる、心を治める、心の響き、心の永遠性、心が世界を動かせることなど、心についていっぱいお話しいただけます。
以下、精解 神の詩 第六巻より     森井啓二先生
私たちの思考は、どうしても物質的な尺度からなかなか抜け出せないままでいます。
でも、「もっと大きく全宇宙的視野を意識すると、どんな出来事も御魂磨きの嬉しいことばかり」という思いでいることが、心の安定した制御には必須のことになります。
もしも、私たちが地上に下りずに、地上での体験をしないのであれば、魂は自己神性を知ることも無く、内在する力を発揮する機会も無く、霊性進化の道の途中で停滞してしまうはずです。
アルジュナの母は、霊的渇望が募る気持ちが高まり、その願いを次のように神に祈りました。
「神様、私は喜びや平穏順調な生活はいりません。苦しみ、悲しみをお与えください。」
日本でも、苦難は霊的覚醒に導いてくれる有難い出来事とする考え方があります。
伊邪那岐神(いざなぎのみこと)が黄泉の国から帰り、禊を行った時に十二柱の神々を生みました。
次いで、その後に、八十禍津日神(やそまがつひのかみ)と大禍津日神(おおまがつひのかみ)の二柱の神が生まれます。この二柱の禍津日神たちは、人々に災難を与えてくれます。
次いで、その禍事を直すために、神直日神(かむなおひのかみ)と大直日神(おおなおひのかみ)、伊豆能売(いずのめ)の三柱の神々が生まれます。
禍津日神たちは、人々に神の摂理から外れたらどうなるかを学ばせて、その後に幸いの神たちによって、神の摂理に沿った生き方へと誘われることになるのです。
だから「禍津日神」は人々を神の摂理に近づけてくれる有難い神さまとして、敬われてきました。禍事は御神事です。
インドでは、ヤマ(Yama)という人間の死を司る死者の主がいます。太陽神の息子です。日本語ではヤマは、閻魔と書きます。
ヤマは、死者の進む道を示す神であり、生前には死を示すことで、地上に生きている間の正しい生き方を導くとされています。
地上の大多数の人々の霊性が弱まり、心が穢れて邪悪がはびこると、ヤマは長期間に渡り・・・・・
(以下は本書にて)
霊性進化の途上にある私たちは、何か禍が起きないと感謝の気持ちが薄れてしまいます。
脚をケガすると健康な脚で歩けるという当たり前の有難さが身に染みて理解できます。食事が食べられない状態になって初めて、お米の有難さがよくわかります。
当たり前に思ってしまっていることが、本当はどんなに有難い事なのか、禍津日神たちが教えてくれるのです。
写真は聖なるルドラクシャの数珠です。