いよいよ飯綱（いいづな）高原にも春が来ています。光の水自然農園が始まります。畑の中には宇宙の叡智がいっぱいです。赤ちゃん苗を育て、お水をあげたり、太陽から遮光して暑さから守ってあげたり、また少し大きくなった苗を土に定植したり人間の子供を育てるように愛情がとても大切です。もちろん農薬や化学肥料は使っていません。自分を良くするために水輪を訪れた青少年たちも大自然のなかでのびのび元気に育っています。畑のなかから生まれた短歌をお届けします。
いつの日か
治るよ絶対幻覚が
その日夢みて
今日も頑張る
銀車庫を
掃除してたら見つかった
錆びたラックに
可能性をね
できなくて
自分の欠点見つめると
案外できる
長所見つかる
苦労しろ
それだけ 心研磨しろ
そうすりゃ誰でも
ブッタの弟子だ
苦しくも
前へ進めとがむしゃらに
今日も一日
病気に勝った
前書きに
仕事のことが書いてある
現場の知恵よ
ありがたきかな
実習に
本気で取り組む姿勢から
無限の力
湧き出でてくる
辛いとき
何かにすがる糸あれば
僕はつかむよ
神のふところ
あつあつと
ビニールハウスの定植で
苗一つ一つを
気を込め植える
わざわざと
先生方が来てくれた
畑のリセット
かなり進んだ
今日という
一日来たり思うこと
今この一瞬を
本気で生きる
窓ふきを
すればするほど
ピカピカに心の中も
すっきりするよ
雪解けの
水の音色に癒される
今か今かと
春待つ心
月明り
雪原照らしキラキラと
動物たちも
眠りにつくよ
