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水輪スタッフ 鷲尾智恵子

「味噌づくりは、いのちといのちの関わり合いです。感性を研ぎ澄ませて微生物といのちの交流をしてみてほしい。」

 そんな研一先生の一言から今日の味噌づくりは始まりました。

味噌づくりで使う大豆は、私たちの手で自然農の畑に蒔くところから始まります。お日様の光を浴び、雨の恵みを受け、蒔いた種が芽を出し、赤ちゃん苗がすくすく育っていく。お米もまた同様に育てています。大豆やお米の成長を見守り私たちも成長していく。もしかしたら大豆やお米、植物たちも私たちの成長を見守ってくれているのかもしれません。

水輪の味噌づくりは、大きなお鍋に火を入れ麹と塩を量るところから始まります。

水輪の大豆、麹、石垣の塩、材料はこの3種類だけ。(石垣の塩は細金先生より大調和の波動の塩と太鼓判を押して頂いています。)

麹は水輪の田んぼで採れたお米を使い400年続いている老舗の西麹店で作って頂いています。

 麹と塩を合わせ、茹で上がった大豆をミンチにしたものと混ぜ合わせ味噌玉を作ります。

味噌玉は100Lの樽に投げ入れて空気を抜いていきます。皆、コントロール良く投げ、まるで野球選手のようです。4鍋分の味噌玉が入り1樽終了します。1樽は約100kgの味噌玉が入ります。それを5樽作る大仕事です。

皆、集中し頑張りました。疲れて集中力がなくなってくると.声を掛け合いタイムキープし励ましあいながら頑張りました。すべてを終了した達成感は何よりも皆の自信となりました。そして、朝の研一先生の一言は皆の心にも響いていて、味噌玉の材料をこねながら、ちょうど良いこね上がりを「感じよう」「感じよう」としていて、皆の感性を磨く良い機会となったようでした。

大きな袋に入った麹はホカホカしていて、量っていると汗が出てくるほど。麹菌が生きている事を感じながら、なんだか目の前の量りもボールもテーブルも鍋なども共に味噌を作り上げている。すべての存在は、共に有り生きあっている。響きあっている。いのちの繋がりを感じる感謝の味噌づくりとなりました。