いのちの森大自然の恵み～うど～
ウド
【山ウド】
「ウド」と呼ばれるものには「軟白ウド」と「山ウド」2つの品種が存在します。
山ウドは背が大きく緑がかった色をした野生のウドです。また、軟白ウドを緑化させたものも山ウドと呼ばれます。軟白ウドと比べて皮がかたく、アクが強いのが特徴です。天然物は、地域によりますが4月～5月頃のみの出荷が可能であり、出荷時期の短さから貴重な食材とされています。
水輪のウドは山ウドです。
【ウドの効用】
ウドは、水分やカリウムの含有量が多く、低カロリーな食材でもあります。
中でも、ウドの苦みの原因であるクロロゲン酸やアスパラギン酸など、以下4つ有効成分をご紹介させて頂きます。
■クロロゲン酸
ポリフェノールの一種であるクロロゲン酸は、ウドの苦みとアクの原因となる成分です。抗菌・抗酸化作用に優れ、細胞の老化抑制に働きかけます。クロロゲン酸は、軟白ウドより山ウドに多く含まれています。
■アスパラギン酸
スパラギン酸は、体内でたんぱく質を合成するのに欠かせないアミノ酸の一種です。摂取することで、エネルギーの代謝を高め、疲れにくくする身体づくりに役立ちます。また、アンモニアなどの有害物質を体外へ排出する働きもあります。
■ジテルペンアルデヒド
ジテルペンアルデヒドは、疲労が慢性化すると体内から失われやすい成分です。血液循環を良くし、疲労の回復に働きかけます。また、自律神経の調整を行い、精神を安定させる効果もあります。
■フラボノイド
フラボノイドは、クロロゲン酸と同じく抗酸化物質のひとつです。抗酸化物質で活性酵素を除去し、老化の予防に働きかけます。
今の時期は、お野菜定期便にうどの穂を入れさせて頂いております。
ご興味のある方はご連絡下さい！
ブログ：千葉 引用・参照
