-
国際非営利団体「水輪の会」
-
農地所有適格法人 (株)水輪ナチュラルファーム
-
いのちの森リゾート(有)グリーンオアシス
-
公益財団法人 いのちの森文化財団
-
いのちの森クリニック
いのちの森文化プロジェクトは上記の5つの事業体がリンクし合いながら、人類の意識の進化=ユニバーサルユニティーを根底に据えた活動をしています。
活動内容は<生から死まで>を包括し、すべてのいのちが繋がり合いながら生きあえるコミュニティーの創出をめざしています。
健康・教育文化・環境をキーワードとして様々な活動をしています。かつての人間は地球を母として、この大自然と調和した<いのちの循環>の中で生かされてきましたが、近年になってこの大自然が人間によって破壊し続けられてきました。
この事は経済の発展や科学技術の進化に連動した動きとはいえ、結果、大きな経済危機、環境破壊、人間不信を生むような不調和な無縁社会を創出してしまいました。
私達は本来の「愛と誠と調和」に満ちた地球社会を再生していく使命があるのではないかと考えています。
いのちの森文化プロジェクトは健康、教育文化、環境をキーワードとして活動していますが、これはまさしく「人類の意識の進化」を目ざした活動とも考えています。
いのちの森は4万坪の敷地に16棟の施設が点在するリトリートです。
1、国際非営利団体「水輪の会」
~青少年社会復帰事業に対する支援を行う フリースクール 生き方と働き方学校~
いのちの森文化プロジェクトの出発点でもあり、1992年に設立された国際非営利団体で、社会教育事業を行っています。会員組織として運営されており、様々な学びの会、癒しの会を開催しており、また会員が主催するセミナー、ワークショップなども開催しています。この水輪の会が主幹する活動として、青少年の社会復帰支援活動をおこなう「生き方・働き方の学校」と、これに連動した「いのちの森クリニック」の事業があります。
「生き方・働き方学校」では心の病を抱えた青年たちの社会復帰支援として、様々な仕事実習を通して人間力を向上していくことを目指して活動していますが、これらの生活療法に加えて「いのちの森クリニック」の医師たちによる診療、カウンセリング、勉強会などを通して医療的サポートも行っています。
また、毎年「いのち森音楽祭」を開催し、喜多郎さんをはじめ様々なアーティストによる演奏や「生き方働き方学校」で学んでいる実習生による太鼓や踊りなどの発表も行っています。
水輪の会員になられますと、水輪のスペースを利用して会員が主催する会を開催することが出来、また会員同士の交流会などにも参加することが出来ます。
2、農地所有適格法人 (株)水輪ナチュラルファーム
~自然栽培の農園を通した循環備蓄型農業の実践~
衣食住の中で最も大切な「食」は農林漁業と言われる一次産業に大きく関係していますが、現代社会はこの分野が最も危険にさらされているともいえます。
いのちの森文化プロジェクトではこの「食の安全」の重要さを、現実化すべく40年前から自然農法に取り組んできました。
2003年に農地所有適格法人の要件を備えた(株)水輪ナチュラルファーム(資本金9.900万円)を設立し現在10町歩ほどの農地3カ所(飯綱・信濃町・軍足)
で米、麦、ソバ、大豆、果樹、野菜など80種類ほどを農薬、化学肥料、動物性堆肥を一切使用せず、また圃場以外からの物も一切入れないという自然栽培により生産を行っています。
また、この農場は「生き方・働き方学校」の実習のフィールドとしても無償提供され、社会復帰支援の事業にも供されています。
また、種苗も固定種を中心に自家採集、向こう3年間の種苗の備蓄、保存もおこなっており、また災害に備えて電気、石油に頼らない農機具や工具の備蓄も行っています。安全・安心な野菜の生産は次世代の健康を維持していく最も大切な事業であり、次世代への責任制としても大切にしている分野です。循環備蓄型農業としていのち森構想の原点を支えています。
栽培されたお野菜は全国に発送され、どなたでもお買い求めいただけます。
3、いのちの森リゾート・(有)グリーンオアシス
~本物の食環境、住環境教育事業、心を豊かにする日本の芸術文化~
2005年に有限会社(資本金9000万円)として設立され、宿泊、レストラン・菓子工房を経営する会社です。食環境、住環境を重視した生活滞在空間を提供している部門です。
水輪ナチュラルフアームで生産されたお野菜を中心とした食事は日本の伝統的食文化を継承しながら、世界各国のオーガニック料理も提供しています。
全て手作りの料理は素材を厳選し、味噌や漬物等も自家製で作られており添加物や保存料は一切用いていません。
宿泊頂ける建物も檜と杉材を中心に建築されていますので呼吸できる部屋として好評頂いています。自然農園で採れたハーブや野草を用いたお風呂、ワイドビューの景観などもゆったりとした滞在を楽しんで頂けます。
また日本文化の粋を集めた陶器などの装飾品も目を楽しませています。
菓子工房で作られたお菓子、ケーキ、パン、ジャムなども自然栽培で作られた小麦粉やソバ粉、大豆、トウモロコシ、果物などを用いており好評です。
フアームのお野菜同様に工房で作られたものは販売され全国に発送されています。
また「生き方・働き方学校」の実習フィールドとしても無償供与されており、社会復帰支援事業を応援しています。
4、公益財団法人 いのちの森文化財団
~こころを育む社会教育事業~
教育文化事業、健康増進事業、環境保全事業、青少年社会復帰支援事業、高齢者生きがい創造事業を行う公益財団として2006年に設立され様々なセミナーや講習会、ワークショップを各界の一流講師を招いて開催しています。
「合宿養生塾」帯津良一先生(医学博士・帯津三敬病院名誉医院長)
「脳と心の勉強会」久間祥多先生(脳神経科外科医)
「心の探求」宮島基行先生(高野山真言宗阿闍梨)
「気功合宿」中健次郎先生(気功家)
「マインドフルネスリトリート」川野泰周先生(精神科医・臨済宗僧侶)
「直観力養成講座」細金勝治先生(感覚知覚学研究家)
「脳外科医に聞く脳の話」藤本司先生(脳外科医・脳科学者)
「酵素セミナー・ヒルデガルトの植物療法」和田雅子先生
5、いのちの森クリニック
~いのち丸ごとつながり合う統合医療~
いのちの森クリニックは繋がり合う統合医療の実践として精神科医・井上弘寿医師を院長に脳外科医、精神科医、外科医、内科医などの分野の医師を迎え様々な医療の講座やカウンセリングなどを通して学びを深めていきます。
様々な病に対して症状のみに捉われるのではなく、いのち全体から繋がり合う全人的医療の在り方をめざしています。医師と患者が心で繋がり合う医療は一人一人のいのちの場のエネルギーを高め、いのち輝く人生をサポートしています。