水輪

お客様の声(ご宿泊)

森山修様「2019夏 水輪の音楽祭」

今年もやってきた。 
長野は飯綱高原にある「いのちの森水輪 」

今回もまた多次元キネシのクラスを開いたのだけど、
イベントが決まったのはかなり早くって去年の末。

水輪のゴッドマザー、みどりさんから直々に電話で連絡があり
今回は諸々の事情で8月にやってくれとの申し出があって、
自分たちはまだどうしようか決めてなかったのだけど、
そういう流れならそれに従うまでかな、、と思いそれを受け入れた。

結局自分にとってとてもありがたい経験をさせてもらえるチャンスでもあった。

というのは、クラスが始まる数日前に到着した8月11日は
水輪で音楽祭をやっていて、自分達はそれに招待されていた。

水輪の音楽祭は3日間ほどのイベントらしく、
世界的音楽家キタローさんが中心となって様々なミュージシャンが
音楽を披露する。

自分はここで音楽を鑑賞するだけでなく、演奏者として参加してくれないかと
みどりさんからまたオファーが来たので、そりゃやらない手はないよな、、と
ありがたくも喜んで引き受けた。

という事で、今回の日本滞在は初めから音楽の流れが自分にやってきていた。

水輪に到着して最初の一週間は真夏の気候だった。
外にいると熱気を感じ、汗が滲み出るようで、ここ飯綱高原には珍しいほどに
暑い日々が続いていた。

音楽祭が始まる時は飯綱山にお祈りの神事を行うために神社から神主様も
やってきて、ここでパフォーマンスをする全員にお祓いの儀式を行ってくれた。

ステージから飯綱山の神様に向かって参加者は祈りを捧げた。
ああ、、これからあのマジカルな日々が始まるんだ、、と今思うと感慨深い。

ちなみに今回日本へ上陸した日は8月8日。
最近知った情報によるとこの日は龍の日なんだとか。

今回は龍とのご縁を感じずにはいられなかったので本屋さんでスピ系のコーナーに行って
思わず手に取った龍の本にそんなことが書いてあった。

龍神様のパワー、今回ハンパなかったと思う。
というかおれの風を呼ぶ力はきっと龍神を呼んでたんだと思う。
そのことについてはまた後ほど。

祈祷を行った日の夜は、主にキタローさんの演奏をメインで堪能することができた。
キタローさんと云えば代表作はやはりNHKのシルクロードのテーマ曲だろうけど、
シンセサイザーやニューエイジミュージックの先駆者でもある。

ユーチューブなんかで拝見した彼の音楽はシンセも然りインディアンフルートなんかを
エキゾチックなバックグラウンドの中で演奏していた。

これは、キタローさんが琴を弾いていた時のショット。
女性ダンサーの舞のパフォーマンスとの共演。

こちらは宮崎ますみさんのパフォーマンス。
彼女は近年女優業はやめて、ヒプノセラピーなんかをやっているとのこと。

そんな彼女が最近音楽を初めて作った曲を披露してくれたのだけど、それがなかなか
美しくて幻想的で素敵なサウンドだった。
のりこも珍しく彼女の音楽にインスパイアされたようだった。

みどりさんはおれのヴァイブとキタローさんのそれが似たようなところがあるんだって、
彼に合わせたかったんだって言ってた。

音楽祭2日目が終わった後の宴会でみどりさんはわざわざおれとキタローさんを引き合わせるように
同じエリアの椅子に座るように促してくれた。

どういうわけかみどりさんはいつもおれを気にかけてくれているようだった。
それはとてもありがたい事ではあったけど、彼女の意志でというより、
何かしら降りてきたものを感じてそうしたんじゃないかな〜。。。
おれの思い過ごしじゃなければいいけど。

晩餐の時に撮ったキタローさんと唯一のスリーショット。

けどこの時は、人も多くて次から次へとキタローさんと話したい人が詰め寄ってきていたので
そんなに話す時間は儲けれなかった。

翌日の夕食の時間におれと典子が食事を取っている時に水輪の会長塩澤研一氏が
キタローさんと一緒にやってきて、 ゆっくりと一緒に食事をとりながら話す時間が取れ、
とても光栄な事だった。

しかしやはり大物なだけあってパワーがあるなー、、、と感じた。
音楽の才能というだけではなく、人と関わってゆくこと、行動力、など体力的にも精神的にも
パワーあるな〜と感心していた。

おれは大昔ジャズオルガンの巨匠ジミースミスと一緒に食事をするチャンスがあって、
彼から “You need a power…” なんて言われたことがあった。

それは20代前半、おもいっきりエンパスでエネルギーの影響受けやすく、
疲れやすく、しんどくて10時間以上睡眠とってないとやってられなかった時代。

音楽とセックス以外に使えるパワーなんてほとんどなかっただろう。
そして今よりもっとゾンビー度は高かったろう。
それがよくまあここまで来れたものだよ。

さて話を戻して音楽祭。。。自分の出番は翌朝。
瞑想音楽をやってくれと頼まれたので、それにふさわしい楽器を用意して行った。

この時はミュージシャンで古賀さんというヴォーカルとピアノを演奏される方との
共演という事でぶっつけ本番で即興で音を奏でた。

古賀さんは男性なのだけど女性的なエネルギーが強く、声も女性的で優しい。
ほんのひと時の巡り合わせだったけれど、楽しく共演できた。

その瞑想会から時を置いて午前11時から5人のミュージシャンによる演奏会を行った。
自分はその中の一人で、先頭で演奏した。

この時はギター一本で即興で演奏した。

野外で演奏する音楽は室内とは違い開放的で自然と調和し一体になりながら
その時々に流れるバイブにインスピレーションを受けながら奏でる。

この時はよく蝉の声がしたかな。
虫の声、風のそよぎ、ギターの音色がブレンドされるソロで演奏していても
孤独ではない、すべてと一つになってその時、その場所で思うがままに音を表現する。
これこそワンネスミュージックなのかもしれない。

ここで多くの人に自分の音楽を聴いてもらえたし、いろんな人と出会った。
そんな素晴らしい機会を与えてくれたみどりさんをはじめ水輪の人たちに
ここに感謝の気持ちを捧げます。

今回、こうしてミュージシャンとして日本での活動を始められ
自分の新たな可能性と創造性を開く扉が開いたように感じます。

それはスピリチュアルな表現をするなら、ここ戸隠の神様たちが
見守ってくれた上での宇宙の采配なのかもしれない。

自分はそうした光と闇の八百万のスピリットたち全ての存在たちと
共に音楽を創りたいし音楽を捧げたい。。。

そんな夢を願ったのでした。

Love

(https://motherearthsound.com/ea5ec970-1b76-4966-8940-6da878d4899a/blog/2019-77d4cc59-2583-451c-bc53-814897ac6887より引用させていただきました)