水輪

いのちの森 水輪サポートハートブレイン 感想文

サポートハートブレイン チームリーダー

関根健人さんより

水輪という場所は実に広い場所で、本当に一つの村のような場所だった。研一先生とみどり先生を中心に30名近い人々がそこで日々生活を営んでいる。
朝早くから雪かきをしたり、野菜を運んできたり、各館に温かいお茶を運んだり、食事の準備をしたりと、基本的にはずっと動きっぱなしである。体をあまり動かさないことが基本になってしまった現代人には恐らく大変な作業に見えるだろう。
しかし、それらの作業で特に重要なことは、「今、ここ、自己」に意識が集中できることだ。ここ水輪という場所には様々な事情や心身に傷を背負った人々が多く集まっているが、人間という生物の状態が悪いときに共通していることは「心が今ここにない」ことが多い。
過去に起きた出来事を何回も頭の中で反芻して何度も自分を傷つけていたり、そこから悪い想像が働いて、実際には起きてもいない「最悪の状況」なんかを勝手にイメージしたりして、過度な不安に陥っていたりする。それが酷くなると病になるのだ。
だが、ここ水輪では生活を営むための様々な作業に集中することで、自然と意識が「今目の前のこと」に向かざるをえなくなるため、作業をしている間はそのドツボから抜け出すことができる。一種の瞑想のようなものだ。それを何回も繰り返すことによって、徐々に心はあるべき位置を取り戻していくことができるのだろう。
今回私も水輪での生活を共にする中で、やはり現代人は病になりやすい環境に囚われてしまっているなと強く実感した。都会には気分を癒してくれる木々の緑はほとんどなく、添加物まみれの食べ物があふれ、爆音で広告が流れ、欲望優先・自分優先の人々が更に誰かをイライラさせ、そのイライラは伝染し、さながら感染症のように広がっている。それは「自分自身の内面を見つめることができなくなってしまう感染症」だ。その感染症は心の在り処を失わせる。「今、ここ、自己」に意識が向けられない状態にしてしまう。自分の生活以外のことには興味を抱かないように仕向けられてしまう。そうして、流れてきた情報に踊らされて、この世界の正しい姿が見えなくなる。いわば虚構の世界の中ですべてわかったつもりになっていると思い込んで、病気になるために生かされている。そうして消費されたお金は、この地球規模で勝手に設定された金融経済社会を管理している一か所に集まるようなシステムになっている。ブラックロック、バンガードなどの企業が世界中の企業の株式のほとんどを所有していることを知っている者は一体どれほどいるだろうか。
だから勉強することは重要だ。そうして認識の幅や高さ、奥行きを広げることで、今自分がどういう囲いの中にいて、どこに向かうように仕向けられていて、何をするよう急き立てられているのか、客観的に気づくことができる。病に至るメカニズムがどうなっているかを知れば、その源泉を断ち切ることもあできる。外科的に壊すのではなく、もともと人体が持っている回復に向かおうとする機能を高めてやることもできる。ミトコンドリアのパフォーマンスを最大限まで引き上げてやることもできる。
水輪で暮らせば「命を生きる」ということが「お金を稼ぐ」ことではないことがよくわかるはずだ。そういう意味ではまだ病になっていない者も、自己の生き方を考える、学ぶ、気づくためにここ水輪に是非とも来るべきであろうと思う。
さおりさんは本当に凄い。さおりさんという存在がここ水輪の源であり、研一先生とみどり先生の生き方をけ決定づけ、現在のような形をつくっている。しかも、それは今現在も成長の最中にある。
今水輪という場所は、黎明期を過ぎ、次の段階へとまさに移行していこうとする中にあると思うが、資本主義の思想に染まることなく(逆にうまく使って)、その根源にあるものを常に忘れてはならないと思う。それこそが水輪の心臓部であり、ハートだからだ。その根源は私は「慈愛と感謝」だと思っている。さおりさんと研一先生、さおりさんとみどり先生、研一先生とみどり先生がお互いの関わり合いの中で、徹底的に自己の内面を刮目せざるをえなかったことで見出されたものだ。それはただ知識として学ぶではなく、その人の行動原理となるよう修養を何度も何度も何度も重ねていく中で、纏われていくものだ。手足も心も泥にまみれないと恐らく、本当には見えてこないものだ。それは本当に見えるように、纏えるようになるには、「経験」が必要だ。
そうした中から出てくる一滴の「それ」は波となって広がり、他のものに大きな影響を与えていく。それが水輪の持つ思想に基づいた世界を自然とつくりあげていくのだと思う。

 

館内・厨房サポートハートブレインより


【T.Tさん】
研先生、みどり先生、市川さん、スタッフ、研修生の皆様、実習生の皆様、一緒に動いたTさん大変お世話になりました。ありがとうございます。
6日間お手伝いし実習をさせて頂いた感想を以下に述べます。
まず感じた事は、早穂理さんは水輪の中心をなす光である、という事です。私はその光に引き寄せられて水輪のサポートをさせて頂いている様に感じました。直接早穂理さんにお逢いした訳ではありませんが、早穂理さんの存在が水輪の活動の原点であることを研先生、みどり先生から伺い、今回のサポーター活動で改めてその事を感じました。
また早穂理さんがライアーの音色に聴き入っている事をお聞きし、ライアーという楽器の持つ祈りの力を改めて認識しました。ライアーの響きが多くの人に届くことを願っています。

毎朝の朝礼での研先生の世界情勢や世の中の動きについてのお話もさることながら、今回はみどり先生のお話もTV画面越しではなく直接聴かせて頂いた事も良い体験でした。やはりLIVEでお話をお聴きする事は伝わってくるものの密度が違いました。お二人共に水輪の活動の現状を踏まえ、今後の活動の在り方がどうあるべきかを見据える真剣なお姿を目の当たりにしました。そこにお二人のこの活動への篤い情熱を感じるとともにそれを支える皆への深い愛を感じました。それにしてもソーランは、何度拝見しても感動します。各実習生の体験談発表もさることながら、今回は特に演奏、踊りから迸る情熱、パワーを感じる事ができ、改めてこころを打たれました。今回のサポーター活動においても様々な体験、そこから感じ取れる深い氣付きをさせて頂く事ができ、改めて水輪に感謝しています。
ありがとうございます。

宇宙の叡智シリーズ10 サポートハートブレインより

【T.Tさん】
研先生、みどり先生、市川さん、スタッフ、研修生の皆様、実習生の皆様、音楽堂で一緒に動いたTさん、Tさん、Oさん、サポーターの皆様、そしてイベント参加者の皆様、大変お世話になりました。ありがとうございます。8日間お手伝いし実習をさせて頂いた感想を以下に述べます。今回のサポーター活動は今までと違い大勢の参加者をお迎えして一大イベント「宇宙の叡智」を運営する活動でした。
音楽堂で働く中で、ご苦労様、ありがとう、との言葉を沢山の参加者から掛けて頂きました。この言葉でセミナーに直接参加していないサポーターでもこのイベントを一緒に作り上げて行く一員であることを感じました。会場設置、後片付け、館内整備、食材下拵え、そして私の担当したトイレチェック、ビワの葉茶の準備、スリッパ整理等、いずれもこのイベントを作り上げて行く為に
欠かせない重要な活動なのですが、そのことを今回は強く感じました。正に講師の先生、水輪のメンバー、サポーター、そして参加者が一体となって「宇宙の叡智」を創り上げたのですね。
私は、そのことを今回非常に感じました。
前回までは、実習生との関わりの中で自分の内面の魂磨きをすることができましたが、今回は何人ものサポーターとの関わりを体験できました。水輪の雰囲気の中で沢山のサポーターと関わりを持つことで、他人の持つ様々な考えを深く感じることが出来たような氣持ちです。それにしても様々な人がいて、それぞれの考えがあるものですが、でも皆が協力し合うことで大調和が生まれるのですね。特に最終日に市川さんが話したあるサポーターに対するお言葉は非常に胸に残りました。自分の氣持ちを再確認し、心の奥底を引き出すことができた体験は非常に重要である旨のお言葉は、何にもまして自分の心にも響きました。市川さん、ありがとうございます。みどり先生の深い、愛情に満ち溢れたお話も心に残りました。研先生の広範な知識と実体験に基づいた様々なお話も今回私の魂により深く響いてきました。真実を知ることの大切さを改めて感じさせられました。今回のサポーター活動においても様々な体験、そこから感じ取れる深い氣付きをさせて頂く事ができ、水輪に改めて感謝しています。
そして一大イベント「宇宙の叡智」を創り上げた全ての皆様に深い尊敬と感謝の氣持ちでいっぱいです。ありがとうございます。
 
【S.Hさん】
今回は水輪の会のサポーターに参加でき、本当に良い経験ができました。長年外資系メーカーの管理職として勤務し、50才を迎えたあたりで今後の人生の分岐点にさしかかっている事を感じ、転職して一年を機に休職する事を決断しました。幼少期からの親や教師からの精神的、肉体的な虐待を経て、サバイバルモードで見返す為に、有名、一流といわれる企業に勤めていましたが、両親との和解、理解と心からの感謝を経て、今一度人生を見つめなおしたい、でも何から始めていいのかわからない。そう感じた時に何かボランティアできる事はないだろうか?その経験の中から何か得る事ができれば・・・と考えていた矢先、とあるお茶会で、となりに座っていた方から水輪にサポーターに行くというお話を伺いました。直感的にこれだ!!と思い全く悩む事なく4/25~5/7までのサポーターに応募しました。
年に一度は訪れていた戸隠神社に近い事も決断の理由の一つでした。考えが甘く、軽いリトリート感覚で参加しましたが、1日目から予想が外れました。2日~3日目で、早めに切り上げようかどうか悩みました。肉体労働はやってこなかったので、毎日身体が悲鳴を上げ、短い睡眠時間に昼間何度も気を失いそうになりました。途中、ご先祖様から頂いたお勉強で次のステージに上がるためのこれは修行なのだと感じ、それならば最後まで頑張ってやらせて頂こうという気持ちになりました。私に水輪のサポーターを教えて下さった方は、結局参加は見送ったそうで、それも必然だったのだと感じました。
この15日間の学びは、多様性を受け入れ、感謝する事、当たり前の日常に感謝する事、これからの世代に何を残せるのか、何を切り開いていくのか、この日本の将来の為に何ができるのか、まだ明確な答えは出ていませんが、日常に戻った時にこちらでの経験が私に新しい視座を見せてくれるという事は間違いないと思いました。最終日にお会いできた、サポーターの華織さんとのご縁もとてもうれしいご縁でした。今後に繋がっていくと確信しています。最後になりましたが、研先生、みどり先生、市川さん、鷲尾さんをはじめとするスタッフ・研修生の皆様本当にお世話になりました。サポーターを近くで支えてくれたTさんの献身とひたむきさ、市川さんの助けになりたいと思う彼の心の美しさに感銘と刺激を受け、初心に戻る事ができました。みなさんの毎日の働きには本当に頭が下がる思いです。素晴らしい学びの時間に心から感謝し、糧にしていきます。
ありがとうございました。
 
【Z.Oさん】
一週間大変お世話になりました。毎回がとても楽しく、心地よい疲れがあり、体力を一日一日使い切る体験をさせて頂いております。今回は、アクシデントに対しての個性のぶつかり合いが多く、
それがぐるぐると周っている事が生じていました。相手の行動に対して多数派と少数(個人)の感覚や
少数(個人)の受けとめ方が浮き彫りになり調和、協調、平和は個性を認めながらどの様に存在するか?ほんの少し意識を抜いた瞬間に古いパターンの行動をとり、成長が少ない人生となってしまう。
初対面の人と数日間に最大のサポートを発揮する、人間の力は愛の底力を活用できない現在の地球、人間、日本人、私なのだと・・・しかし、想念を考えたら、私は、生きている間に
出逢った人との時間を愛・光・知識・智慧、微笑む事で豊かな世界をつくる!!(覚悟)出来る!!(自信)セミナー後のソーラン準備の時、参加者の方が準備のサポートをすみやかに行ってくださった姿を見ました。最終日のランチ・下膳も速やかに協力下さり洗い物の分別をされ、作業しやすかったと感じています。三食、屋外での準備は、時間に追われ、ある一面資本主義の様にとらえてしまう現象と体力の消耗と他者との関係性、多くの気づきを頂きました。又、一泊二日や日帰り等でさせて頂きたいと思っております。これからもよろしくお願い致します。
そして今日もありがとうございました。
 
【T.Iさん】
この度は、参加者とボランティア(サポーター)を体験させていただき誠にありがとうございました。
サポーター体験(年末年始)の時にすごく充実した楽しい時間を過ごせました。たくさんの学びと経験ができて、今回、サポーターに参加したかったのですが休みの調整などもしているうちにサポーター募集が終了していたので参加者として、イベントには参加させてもらい、あいた時間にサポートやお手伝いをさせてもらうことができてたくさんの貴重な体験と共に参加者の方々、サポーターの皆様、水輪のみなさまと講師の先生方、参加者の立場・スタッフ側の立場の両方の視点・立場で人と関わることができてより深く人とのかかわり交流できる機会に恵まれたことに感謝しております。参加者の方からも何人か何回か参加者もお手伝いできるの?と聞かれました。ボクと同じように少しでも手伝いたい力になりたい協力したいと考えている感じている方は多いと思います。水輪のこの心地よい空間はどうやってできてるの?掃除の仕方、片づけの心得など学びながら、体験できる機会があるといいなと思いました。これからも末永く水輪さんの活動や事業を応援して関わっていけたら共に学び、共に成長していきたいと考えております。今後ともどうぞよろしくお願いします!本当に貴重な体験と学びの機会をありがとうございました。
こうして出逢えた人達とのご縁とつながりに心から感謝です。
 
【T.Fさん】
7日間大変お世話になりました。心からありがとうございます・・・!!最終日の今、この瞬間はちょっぴり寂しい気持ちでいます。早かったようで、とっても長くここに居たような?不思議な感覚でいます。総じて・・・毎日が楽しかった!!肉体疲労こそあれどもそれすら心地よいそんな日々でした。サービスを受ける側として一月にお邪魔して、気持ちよく過ごさせて頂いたその裏側・・・
それを整え、守り、支え、創る人の側の体験。朝は4時起床。夜の就寝は日をまたぐ毎日で・・・1週間もつだろうか?朝は寝坊したらどうしよう!?そんな心配などもありましたが、朝、スッと起きるから不思議。サポーター仲間さん達と寝食を共に毎日ほぼ同じタイムスケジュールで、掃除、洗濯、調理の補助、イベント会場設営手伝いだったりと、一日一日の中で、とにかくいろいろな作業に関わらせていただきまして。たまたま?お手伝いできましたコケ玉作り・・・楽しい体験でした。イベントが始まるとたちまち緊張感、プレッシャー、スピード感、パワーあふれるような?
ダイナミックな現場に早変わり。ほのぼの、あたたかな空気からは一変して、ビシッ!と気の締まった油断のない状態。でも、いつ何か起きても、やわらかくしなやかに、仲間と協力、支え、助け、乗り越える。
そんなチームでひとつ力を合わせて『大調和』(私の理解では『バランス良い、ハーモニーが奏でられる』そんな状態と捉えています)(共有・共感・多様性)する体験に、加えて頂けた・・・一員になれた気がして。朝・昼・夜とマメに行われるミーティング、実習生のまかないを皆で輪に座り、食べる時間、一日の終わりにサポーターの皆で、その日の振り返りなどをシェアしたり、
雑談を楽しんだりしすぎて寝不足になるも不思議。それでも身体はしっかり休まっていたり
動きは洗練されていく・・・アイディア、情熱「働く、共に学ぶ」そんなやる気が日増しに高まってつながって、また互いに高められていくような。成長を、発展を応援し合う環境が、また1人の悩みや痛み、問題について、真剣に取り組み、それをどう変容できるのか?その原因は何か?それに対して出るサポートは何か?答えを常に皆で考え、実践に移しては起こることから学びを共有していく体制がそこにはありました。また個人からコミュニティ、会社、国、世界・・・宇宙まで意識を拡大に持たれながら、愛、いやし、学び、つながり・・・そんな生命の永続性を思い、出来ることは何か?「思想よりも理想を共有することなら可能」そんな人と人とのつながり深まる高まる経験・・・与え手・・・というか『与え合える。分かち合える在り方』そこに働く喜び合える場に出逢えて、幸せです。まだまだ何も知らない自分を自覚しますが、出来ることで、また水輪サポーターに参加したいです!!

【H.Mさん】

『水輪のおもてなしの心』を知るべく参加しました。
コケ玉作り。 
お教室もあったりしましたが、宿泊準備のために素人ながら体験出来て楽しかったです。
宿泊準備のベッドメイキング、水回り掃除、床掃除、玄関掃除などを行いましたが、高橋さんが抱え込んでいたので、率先して手伝っていきました。
2人ペアでやるのが効率的でよかったです。各お部屋を拝見し、調度品に癒されました。
実習生等スタッフ全員での食事。実習生が作るご飯、美味しかったです!
初対面だった1日目は挨拶がやっとで、少し慣れてきた頃には挨拶も穏やかになり、ぶつかりそうになれば「ごめんなさい」、「お疲れ様です」「後ろ通りまーす」など、一言二言が普通に出てきて笑顔も見せてくれて、コミュニケーションが取れてきたのが嬉しかったです。私たちも結構ハードでしたが、それ以上にやることがあって大変だったろうと思う実習生、研修生、スタッフの方々に敬意を表しながら、日々の業務をこなしていきました。
予定より遅くまでかかっているのだから直ぐに就寝が望ましいのに、部屋のリビングで宿題をしながら話し込んだ夜。お互いのこと、業務の課題など話は尽きず、毎日2~3時間睡眠で朝はぼーっとしてましたが、何とかなるものですね。
(帰宅後は溜まっていた仕事をしつつ、2日ばかり回復にかかりましたけど(;^_^A)
清浄な地、無農薬の新鮮野菜、おもてなしの心、場を創っていく一端を担えたこと、そして何よりも同時期にサポーターとして水輪に集った仲間との出会いに感謝しています。
また、参加者の方々が、「食事が美味しかった」「サポーターご苦労様」と声を掛けてくださったことも励みになりました。
私がこれから志を遂行していくための力を与えていただきました。
水輪さんの足元にも及ばずとも、苦しんでいる女性を一人でも二人でも社会にお返しできるお手伝いができればと思っています。
貴重な体験をありがとうございました。

【宇宙の叡智会サポートハートブレイン チームリーダー 関根健人さん】
今回で2回目のサポート参加となりましたが、この度もお世話になり、またたくさんの学びを大変ありがとうございました。感想文を書くにあたって、まず最初に思い浮かんだことは簡素での飛田さんへの研一先生の怒りのシーンでした。傍から見ると、一見はちょっと怖いシーンかもしれませんが、僕にはまったくそのように感じられず、研一先生の飛田さんに対する深い愛情があっての喝だなあと
感じながら聞いていました。僕が15歳のときに父がガンで他界しており、このようなことは大人になってからは体験できなかったので、逆にちょっと羨ましいとすら感じたかもしれません。
現代は「あまり相手の懐には深く入り込まない」「浅い付き合い」 「核心をついたことは言わない」
というのが当たり前のコミュニケーションスタイルになっているように思っていて(通称“地雷を踏む”と言われる)、それは学校における教師と生徒、また家族における親と子供にも同じような関わり方が
一般的になっているのではないかと思っています。しかし、そこに本当の意味での愛情があるかというと、やはり首を傾げざるをえません。あのような“喝”というものは本心から相手にもっと良くなって欲しい、 もっと良くなれるはずだ、それがこの人の未来を自分自身の力で自信を持って、より幸福なものにしていけるはずだと信頼しているからこそ言えることであって、言い方を変えれば、研一先生は飛田さんの一人の人間としての可能性を心底信じているのだということを思いながら見ていました。多くの場合、あそこまで何度もやってしまっていたら、一般的な人間の感覚でいえば、 ぽいっと見捨ててしまうのが普通です。 しかし、どんなに怒ってもそれはやらない。そこに人間の可能性を信じる研一先生の信念のようなものが強く出ていて、心に深く刻まれたような感覚がありました。また、宇宙の叡智 5/4 の終了後、音楽堂で何人かの水輪スタッフさんとみどり先生、講師の先生も交えてのざっくばらんにお話をしていたときも会話の中で「みどり先生はシンプルに言えば、嘘が嫌いですよね。嘘は愛ではないですから。」 とお話したときに強く共感頂いたことがありました。みどり先生が何事においてもよく口にする「本当の」「真実の」「真の」「誠の」といった言葉は、その裏にセットとしてある「愛情」をとてもとても大切にしているからなのだろうと、僭越ながら勝手に推察しておりました。 そういう意味では研一先生もみどり先生も、大事にしているものは一緒。やり方が違うからたまに喧嘩もするが、たどりつく“理想”は一緒、その愛情の象徴である早穂理さんが共通のかけがえのない存在。だから一緒に頑張れるのだなと感じました。そしてその思いは飛田さんだけでなく、他の全メンバーにも持っていて、一人一人毎日のレポートや言動などからいつも気にかけている、 そんなご様子を心が温まる思いで感じておりました。
今後、水輪のサポートハートブレインとして活動するにあたり、 その根底の部分をちゃんと理解できているだろうかと、非常に重要だと考えておりましたので、今回研一先生やみどり先生の一挙手一投足を拝見するにつけ、一人間として私自身も喝を入れて頂いたような思いがありました。
それと、2回目となる今回のサポート参加で印象的だったことは、水輪スタッフさん達の顔つきが前回よりも良く変わっていたことでした。特にAくんは目の色がかなり変わったなと思っていて、
腕の傷は痛ましいものではありますが、 あの傷こそがAくんの生きる光であり、証であり、葛藤を抱えながらも一生懸命に1日1日なんとか乗り越えるように1歩1歩歩いてきたことの勲章だなと感じました。彼は根性があるなと感じました。あの傷に、人間が生きる希望を持つ力や、未来をつくっていく前向きな力が宿っているのだと強く感じたのです。頭は悪いし、要領も悪くて、それでもなんとか頑張って仕事を通して自己研鑽に励んできた自分の人生も応援されているような気持ちになりました。あの傷を見て、自分も負けていられないなと思いを新たに感じるようでした。本当に、名誉の傷です。
Tくんも慣れないながら音楽堂で頑張ってサポートメンバーに指示を出していたり、外でピザを焼いているとき飛田さんは中にいるよりも外で活動しているときの方が顔が輝いているなと感じたり、鷲尾さんはもっと料理のレベルを上げたいと色々お話をしてくさったり、坂口さんもやり方を教わる中で
色々業務に対する姿勢ややり方などを僕に聞いて「何とかして成長したい」という思いを感じましたし、Aさんもみどり先生から出る指示に懸命に応えながら自らを奮い立たせて業務をこなし、 Tさんも実直にタスクを実行しながらまわりをサポートし、市川さんも母のような存在感で全体を支えていらっしゃる、今回裏方で色々やっていたスタッフさんとは関わる機会は少なかったですが、皆さんそれぞれ今はまだできないことがたくさんあったとしても、「前を向きたい」「頑張りたい」 「成長したい」という思いが皆さん色々なシーンで伝わってきました。
水輪スタッフの皆さんが各自持っている数々のあのシンプルな思いは、人格をもっと磨いていきたい
という思いが、僕にはキラキラ輝いて見えて、本当に気高い精神を根底にちゃんと持っているなと思いました。なんだか上から目線の偉そうなコメントになってしまいましたが、 皆さん本当に素晴らしい。
だからこそラストのあのソーラン節は多くの人の胸を打つのだろうと思います。
今回は観客総立ち、龍神レイキの川島先生も壇上で一緒になって踊ってくれていました。立場は違えど、人間として対等、みんながそれぞれのステージで、弱い自己に打ち勝ち、
前に進もうとしている、 その思いをステージの上からも、ステージの下からも、お互いにお互いへ向けて、応援のメッセージを送っている、素晴らしい瞬間でした。まさに渾然一体となって共につくりあげる芸術作品。宝塚や劇団四季だって、あのようなステージを作り上げることはなかなかできないでしょう。その瞬間に立ちあえた自分は本当に幸せ者だと思いました。1クールが終わって、 今後はまた新たな1クールが始まりました。1次元上昇したステージで、僕も関わらせて頂きながら、徐々に軸足を移していけるようにせねばと思っています。 危機は多分ある、も僕らなら必ずそれを乗り越えられる。そんな思いを感じましたし、未来は明るい、そんな風に新たな希望を見たサポート参加でした。引き続き、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
 

自然農園サポートハートブレインより

K.Aさん
二週間に渡り、サポートハートブレインとして参加させて頂きまして、以降も延長にて水輪の実践を共に体覚させて頂きました。当初の4日間で、その個、お1人お1人がどうやってこんなにもスムースな流れの中でご自分の役割を進めておられるのか、ものすごく感動もし、とても驚きました。密な相互間のやり取りや、フォロー体制が見事に創り練られていて、それは一言では表現しかねる、まるで網の目のような細かさでした。その網の目が至る所で個々をつなぎ、個々を支え、個々を勇気づけていること。そしてそれが気づきとなったり、実になったりと、毎日の本当に小さな部分にまでそのスピリットがちりばめられているように感じます。その基礎をもって、それぞれが自分を見つめていること。そして、その真剣さが本当に素晴らしくて、度胆を抜き、さらに、4日間を過ぎた頃から、私が、私のそのものも、ありのまま、良いも悪いもなく浮上して、「自分が自分と向き合う必要」は必ずといって毎日毎日確かめることとなりました。「今ここ」という、この意識が、いかに抜け目なく発揮されるかは、毎日毎日の丁寧な積み重ねがあって、はじめて成されるものであるなぁと痛感しました。スタッフの皆様、お1人お1人に本当に、細部に至るまで心を配って頂きました。「私は存在していていいのだ」ということを、身をもって体験させて頂けたと思います。沢山の気付きを後に必ず活かして生きたく思います。皆さんとご一緒に働かせて頂けて、「働く」ということ以上のものを得ることが出来ました。以後も共に在れたらと思う、断腸の思いで今、したためております。
みどり先生はじめ研先生。スタッフの皆様。本当に、本当にありがとうございました。体が動かせる!!美味しい食事を頂ける!!心配事なく、楽にありのままこうしていられることの、このことのどれほどの幸せか!!を教えて頂きました。
もう一つ、とても印象的に感じた事は、この”水輪”というスペースや、皆さんの意識の高さやすばらしさによってすでに「病」と、例えばそう形容されている現象はないのではないか……病はすでに存在しなくなっているとそう感じたことがあり、とても感動しました。2週間、大変お世話になりました!乱筆、どうぞお許しください。増々の弥栄を感謝と心を込めて。

A.Yさん
仕事で勉強している中で、食べ物が汚染されている事を知りました。種が管理され、必要のない消毒をし、蜜蜂も減少し、食物を育てていく事が難しくなりつつある。そして、野菜の栄養保有料が低下し、アレルギーや病気になる原因ともなっている。また、遺伝子組み換えの食品が日本を取り入れて行く動きがあり、危機的状況になってきている。
自分は、農家ではないけれど。何かやれる事がないかと考えていました。私の親友も、丁度農家を引き継ぐ事にもなり、まずは、自然農法を体験しようと、農業サポートハートブレインを探していたところ。こちらのホームページを見つけました。