水輪

いのちの森水輪の新着情報&ブログ

INFORMATION

2024年12月1日に発行された『致知』1月号、
「万事修養」特集にいのちの森「水輪」が掲載されました。
「それでも人生に微笑む ~消えそうないのちを守り続けて50年~」の記事は、全10ページ(約13,000字)に渡る特集となっております。
起こる事すべては必然であり、自分を鍛えさせて頂くため。
「今、ここ、自己」から「今、ここ、愛」へ。
心が乱れた時こそ、「今、ここ、自己」へ。
「今」に生きていないと、大事なことを取り逃してします。
早穂理は言葉が話せないので、私たちは、微細ないのちの音を聞くことが必要になります。
「10歳までしか生きられない」と宣告された早穂理の風前の灯火のようないのちは、今年で50年になります。
そして「今日も一日一生懸命生きたね」と微笑みます。
早穂理は、お水を飲んだ時、ご飯を食べる時、排泄した時など、毎日の中の「当たり前」が出来る度、無邪気に笑い、喜びます。そして、「今に生きる」ことを体いっぱいで表してます。
望まないこと、辛いこと、悲しいこと、苦しいこと、「何故こんなことが」と悲観する時もありますが、起こる事全てには、必ず「それに飲み込まれずに、いかに私という芯を持っていられるかどうか」を天から試されているのだなと。
早穂理が何故最重度の障がいを持って生まれてきたのか、答えを求め続けた先に、親子になってもう一度この地球に生まれてこようと三人は約束して生まれて、早穂理ちゃんが最重度との障がいいう一番大変な使命を持って地球に生まれ、そのことを通して、様々な苦しみや悲しみを体験する中で、自分の中にある「自分の魂」の声を聞くようになった。それは、「人としてどう在るのか、そしてどう生きるのか」を常に早穂理を目の前にして、早穂理から教えてもらってきた。
そして、「今、ここ、自己」、「今ここ、自己」を積み重ねた、「今、ここ、自己」が実は「今、ここ、愛」になっていることに気づきました。
愛は求めなくても、一生懸命今に生きていれば、人の役にたっているのだなあと気づきました。
血の繋がりを超えた約30人の大家族と共に、寝て起きて食べて、喧嘩したり、淡々と日常の中で起こってくる必要な事々をして、その中に、嬉しさも喜びも、ちょっとした些細と思われることの中でも大事な瞬間があるように思います。
全寮制フリースクール「生き方と働き方学校」の生徒たちは、精神の病、発達障害を抱えながらも彼らの使命に気づくため、病や課題と共に、みんなと一緒に「生活力・仕事力・人間力」を身につける日々の実習を行っています。
「万事修養」
全てにおいて、道を修め、徳を養い、人格を高める。
素晴らしいご縁を頂きました。
ありがとうございます。
『致知』の購読の推薦文も添付致しますので、
お読み頂ければ嬉しいです。