水輪

いのちの森水輪の新着情報&ブログ

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「NHKシルクロード」でおなじみ世界的なシンセサイザーキーボーディスト・作曲家である喜多郎さんと、水輪のみんなで食事会が開かれました。
いつもはグリーンオアシスレストランで広々と食事会をするのですが、今回は青少年たちが泊まる、「青少年育成寮 簡素」にて行われました。
喜多郎さんはいのちの森「水輪」を忘れずに、いつも青少年の
人たちと田んぼの田植えみんなでをやったり、アメリカから帰ってくれば、必ず青少年の人たちと食事をしてくれます。
青少年たちの精神症状がどのくらい重くても、喜多郎さんが彼らにお話ししたり、喜多郎さんが彼らの質問に答える時は、とても丁重で真摯な対応をして下さる姿には、有名になった人や、お金を持った人たちが自己愛からくる不遜な態度は微塵も見えず、本当に素敵な人だなぁと思っています。
そんな喜多郎さんは家族同然!アットホームな空気の食事会が始まりました。
みんな、喜多郎さんのお話しに興味深々。
日本中世界中を駆け回ることが出来るパワフルなエネルギーと、
「喜多郎ワールド」をシンセサイザーで奏でる繊細微細さは
どのように生まれるのか、
喜多郎さんも若い頃、バイトをやっていて、でも、
食べるための音楽は作りたくないと思い、
純粋な音楽を求め続け、現在まで来ました。
その音楽への純粋な一筋さは今でも変わっていません。
「食べるために音楽を作ったことは一度もないよ」
「僕は、純粋に音を作りたいと思っているんです」
ちょっとしたことの中にも、空間の中から響いてくる繊細な音を感じていらっしゃるのだろうなぁと思うことが多いです。
喜多郎さんが15,16歳から音楽を作り始めて、
世界中を旅をし、いろいろな国の文化に触れ、
音に触れ、そして大自然の中に吹く風の中で、
いつも眼差しは虚空を見ていたのだろうな、と…..
感じます。
話が段々盛り上がり、彼らの悩みを聞いてあげている喜多郎さん。
「どうしたら闇から抜け出せますか」という
彼らの質問に「その瞬間にどう感じ、どう考えれば良いのかを
真剣に僕は考えたよ」
そして、
「ただ真剣に、一生懸命にやるしかない」
このことに尽きるのかなぁ、と話して下さった喜多郎さん。
彼らは真剣な眼差しで喜多郎さんの話を聞いていました。
喜多郎さん、尊い教えをありがとうございます。
辛いなと思う暇があるなら、今を生きる
苦しいなと思う暇があるなら、今を生きる
真剣に生きたいのなら、今を生きる
究極、全ての悩みの解決法はこれに尽きるのでは、
と思いました。
返事はハッキリ「はい、わかりました」
謝る時はしっかり「すいませんでした」
ただ素直に、ただひたむきに、
一生懸命に生きる。
簡単なようで、難しい。
シンプルなようで、複雑。
けれどこれが「生きる秘訣」
短い時間ではありましたが、とても濃密で
学びが深まる時間であったと思います。
最後に喜多郎さんのライブ映像を観ました。
みんな釘付けで、かじりつくように観ていました。
今を生きるために、
ド真剣に生きて、
学びと気づきに溢れた人生を送るため
青少年たち、これからもがんばれー!✨
喜多郎さん、ありがとうございました💕