白菜漬けを作りました
女性メンバーと坂口さんで白菜を漬けました。
白菜も家で採れた完全無農薬の無化学肥料の自然農のもので調味料は、石垣島の塩、昆布、唐辛子だけです。
不自然な漬物が多い世の中ですが、水輪の漬物はアミノ酸、保存料、防腐剤などの添加物は一切入っていません。
冬の間野菜が採れないですので貴重な食材です。
水輪スタッフの市川さんの書いた文章を掲載します。
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水輪の敷地内は、恵まれた自然環境の中、数多くの植物が自生しており、芽、葉、茎、花、根、実、種などから、いろいろな加工食品を作ることが出来ます。また、併設の自然農園で収穫された、沢山の種類の無農薬野菜、穀物などから、信州の伝統的な保存食から、一般的な保存食まで幅広く、年間通して加工保存を行っています。
一年中いつでも世界中のものが簡単に手に入る時代でありますが、安全性や栄養価などは極めて低く、現代社会では、季節のものをその時に摂取する原理原則などは忘れ去られ、見た目の良さや利益のみを重視してきました。
そのため、人々が昔よりその土地風土の中で受け継いできた大切なものが失われ、それは食品に限らず工芸品などにも共通して言われていることでもあり、心の失われた社会の表れでもあると思います。
私達は、大きく変わろうとしている時代の中で、古くから大切にしてきた信州の食文化を後世に伝える役割と、季節ごとにとれる自然の恵みに感謝し、いのちを大切に加工保存することで、現代社会の流通が止まってしまうような事が仮に起こっても、備えを十分にし、より安全に体に良いもので生命の維持ができるよう、食物のいのちと向き合っていくことに意義があると考えます。